2010年12月31日金曜日

ココアと腹話術

こんばんは。

大掃除を投げ出して、紅白歌合戦を見ています。

旅記録、写真を並べて色々書いてみたのですが、下手なのなんの。行った順番に、得た豆知識なんかも交えて詳しく書くという憧れの手法は、私てんで苦手のようです。

ということで、印象に残ったことをかいつまんでバラバラ書く、という楽そうな方にします。(笑)


◇モン・サン・ミッシェルとお姉さん
ラピュタの世界のよう。大昔の人と同じ石の柱を触れる空間。ふいに過去の世界に迷い込んでしまいそうな、不思議な感覚が漂うこの修道院。かつてどんな人が何を考えながら歩いていたのかと想像して、たまらなくワクワクしました。
帰り、村の中のホテルでフロントのきれいなお姉さんに「オヴァ」(さよなら)と言ったら、「さいなら〜」と言われました。


◇ムーラン・ルージュと腹話術
一番はこれです。飲食しながらショーを見る大きなキャバレー。一番後ろで段の上の方の席だったのですが、見下ろすとステージまで続く沢山のテーブルに赤く灯ったランタンが幻想的。フレンチカンカンなどのダンスもさることながら、私は腹話術のおじさんが好きでした。ぬいぐるみや本物の犬、さらには客席から呼んでステージに上げた各国のお客さんをも人形にしての腹話術。言葉なんて分からなくても笑えるんだから、最高。沢山のしかも色んな国の人が、同時に笑う!ってすごいなぁと。楽しむぞー!という本気で浮かれた空気がすごく幸せでした。

あと、ココア!
ユーロスター(フランス←→イギリスの列車)の飲み物選択肢にもコーヒー・紅茶と並んであるし、ホテルのコーヒーマシーンにもあるし、「ショコラショー」(ホットチョコレート)の市民権が日本よりあるのね!とココア好きの私は大喜びでした。

ちなみにココアの話を本井さんに興奮気味に(どんなココアだったかも一々)話したら、「長いよ」って笑われました。

目の前の物についてその過去を想像してワクワクし、目の前のパフォーマンスに違う国の人と一緒に喜ぶ。きっと忘れない瞬間でした。


エッフェル塔もバッキンガム宮殿(かつてクイーンがその屋上で歌ったと聞いてビックリ!)も、勿論念願のミュージカルも他にも色々見て、すごく興奮しました。なのですが、さいなら〜と腹話術とココアの話で終わってしまいました。(笑)


ではまた。

2010年12月29日水曜日

お陰さまで

無事日本に帰って参りました!

音信不通でメールが返送されてしまった方、すみません!
どうか怒らないで、アドレス帳から私を消さないで、懲りずに連絡下さい。

フランスはパリ、イギリスはロンドンに激安ツアーで行って参りました。

写真下手なので、あまり写真もないのですが、せっかくなのでちょっと振り返りたいと思います。あと、今年のまとめと来年への意気込みも!

と、先に書いて自分を追い込まないと、すぐ、まいっかーとなってしまうので(笑)記録大切。反省反省。

宣言したところで、
ではまた!(笑)

2010年12月22日水曜日

ちょいと

本日より、28日まで日本に居ません。

私の携帯、全然海外対応していないので、音信不通になります。(笑)

事務的連絡失礼しました!

ではまた。

2010年12月21日火曜日

歌い納め!

先日、もう一つ歌のお仕事を。

『オリーブ』でご一緒した上野さんと二宮さん、いつもGalaRibbonでお世話になっております、ドラムの山田はるなさん、そして今回初めてご一緒した、ギターの山口真司さん(写真一番右)、ベースの的場和也さん(お隣)、キーボードの高倉真理子さん(一番左)と。

お客様も元気に乗って下さって、ポップス・ロック・ミュージカル、思いっきり歌わせて頂きました。

今年はこれにて仕事納めです!
その途端、早速稽古したくて仕方ないです(笑)

ではまた。

2010年12月19日日曜日

うれしなつかし

こんにちは。

一つ前の記事を間違えて消してしまいました。気を取り直しまして、先日のイベントでの歌のお仕事の様子を。

バンドscampの皆さんとご一緒させて頂きました。それぞれ『レ・ミゼラブル』等東宝ミュージカルのオーケストラ演奏や新国立劇場での演奏、矢沢永吉さんや中島みゆきさんのライブに参加など、すごい皆さん。やっぱり百戦錬磨の余裕と貫禄が流石ですわ。

今回はジャズやポップス。そんな豪華なバンドさんの中で歌えて楽しかったのなんの!とても勉強になりました。


そして、今回会場が偶然母校(中学高校)のそばで、懐かしい制服姿を見かけ、何だか込み上げて来るものが。

懐かしい友人のみなさん、お元気ですか?今もよく会うあなた、忙しいなか舞台を見に来てくれるあなた、遠い地で頑張るあなた。合唱コンクールと文化祭の時ぐらいしか頑張らず、あとは教室の隅っこでひっそりのんびりしていた私ですが(笑)、今もみんなのご活躍や嬉しいニュースを聞くと、勝手に刺激を受けて励まされたり、喜んだりしています。どうかお元気で、また会えますように!

今度久しぶりに母校に遊びに行きたいです。林先生、いつか学校のホールで歌わせて下さい。

個人的なお願いまで失礼しました。(笑)

ではまた。

2010年12月5日日曜日

『Into the woods』閉幕

『Into the woods』千秋楽を迎え、お陰さまで全日完売という大盛況のなか閉幕致しました。
ご来場下さいましたお客様、誠にありがとうございました!

夜公演後、特に3日目はバラシのために劇場出が遅く、劇場外で寒いなか長いことお待たせしてしまったお客様、申し訳ありませんでした。

温かいお言葉やお手紙、プレゼントまでお気遣い頂き本当に恐縮です。お手紙にジーンとして、素敵な贈り物にはクリスマスプレゼントをもらった子供のようにはしゃいでおります。


この『Into the woods』の日々は、私の人生にとって、まさにとても大きなプレゼントでした。尊敬する方々に囲まれ、毎日自分を奮い立たせながら向かった稽古と本番。全力で挑んだ自負があります。でも、今私の心には、達成感と幸せとそれ以上に自分に対するもどかしさが渦巻いています。

演出の鈴木ひがしさんから頂いた、脳に焼き付きいている沢山のお言葉。

打ち上げでは、
「みんな、おまえ良いって言ってたぞ。日本を代表する舞台関係者が誉めてたぞ。でも、俺はまだ決して誉めてないよ。」「おまえの殻を破れたらと思った。少しは良くなった。少しはね。でも全然まだまだだよ。頼むよしっかりしてくれよ。」
駄目出しは続き、そして最後に・・・
「でもまあ、伸びしろがあるっていうのは、良いことなんじゃないの。」と。

私はポロポロ泣いて目をパンパンに腫らしながら、固く握手をして打ち上げ会場を後にしました。

私に「パン屋の妻」という役をやらせて下さり、本気で演出して下さった鈴木ひがし氏を、いつかぎゃふんと言わせて喜ばせたい。それは、見に来て下さるお客様が喜んで下さることにも絶対つながると思うから。

もっともっと表現できるようになりたい、という思いで頭も体もいっぱいです。「まだまだ!」の自分をもどかしがって悔しがって、そして同時に楽しみつつ、精進します。


最後になりましたが、この公演を支えて下さいました全ての方々に、足をお運び下さいましたお客様に、改めまして心より御礼申し上げます。

本当に本当にありがとうございました!

ではまた。